吃音症持ちでも社会人としてやっていけるの?その疑問にお答えします!

吃音症

こんにちは!
Domoです!

以前の記事でも書きましたが、私は吃音症持ちです。
Wikipediaによると
「日本での推定患者数は成人の1%で、小児とあわせ約70万人程度とされる」
そうです。

吃音症になったと自覚した時には「なんで1%に当たってしまったんだ…。」
とかなりへこみました。

ほかの人と喋りたくても言葉が出てこないんです。
だんだんとネガティブ思考になっていきましたね。

前の記事でも書きましたが、私はコンビニのバイトを通して、ある程度吃音が改善されました。
前回の記事はこちら

それでも完全に改善されてはいません。
どもりは突然やってくるんです。。。
学生の頃は自分から動かなくても大丈夫でしたが、社会人では自分から行動することも必要…。
前置きが長くなりましたが、吃音症持ちでも社会人でやっていけるのか。
自分の経験も踏まえて書いていこうと思います。

スポンサーリンク

吃音症持ちでも社会人としてやっていけるの??

吃音症持ちでも社会人でやっていけるのか…。
私の経験上ですが、「やっていけます」

でもそれはある程度、吃音症が改善されているからでしょ?
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、そうではありません。

今現在でも、どもりは発生します。
ハイ。
特に人の名前を呼ぶときと電話を掛けるとき。
これは今も正直きついです。

私の場合は「い行から始まる人の名前」や「栃木県」などのワードがほぼ言えません…。
これは致命的ですよね。
絶対に言わないといけない場面はやってくるのですから。

そういう時どうするか。
私は数パターンで使い分けています。
色々工夫をすることでそういう場面を切り分けています。

どもった時の対処方は?

どもった時の対処方は私は数パターンで分けています。

パターン1:言葉を言い換える。

これが一番多いですね。
言葉を言い換えます。
例えば、電話を取った時に「もしもし」という言葉が出なくなることがあります。
そういう時は「はい。こちら○○株式会社です」みたいに、「はい、こちら」に切り替えます。
そうすることで「もしもし」というワードを回避しています。

パターン2:言葉の前に何かをつける・もしくは一呼吸置く。

パターン1で対応できるのは、言い換えが聞く場合です。
例えば私が言えない「栃木県」の場合、こういう場面が多いです。

上司:明日の出張どこに行くんだっけ?

(栃木県なんだけど、どもって言えない…!!!)
「明日の出張は、栃木県ですね」

いきなり栃木県です。というとまず言えませんw
なので、何か言葉を足して流れで乗り切る方法です。
それでも言えないときは一呼吸を置くことで言える場合があります。

パターン3:どもってもいいから喋る。

これは最終方法ですね。
どもってもいいから喋るんです。
どもりを気にして何もしゃべらないのが一番まずいので…。

それと私の経験上ですが、意外とどもったとしても全く気にされません。
これはどこに行っても同じです。
コンビニや飲食店で買い物をするとき、友達と電話するとき、なんでもいいです。
意外と誰も気にしないんです。
なので、別にどもってもいいやという気持ちでいけば何とかなるものです。

吃音症は恥ずかしいことではない。

実は吃音症は結構認知されていて、
自分はつらいんですが、周りは意外と気にしません。
私の上司にも吃音症を持っている方がいます。

その方に話を聞くと
「俺はどもっても気にせずに生きてきたよ。
 長い人生生きてるけど、意外と気にしているのは自分だけなんだよ。
全然、恥ずかしがることじゃない。

 どもることを気にしていたら何もできなくなるし、自分の可能性がなくなるよ」
こう言われたことがあります。

これは結構、衝撃でしたね。
吃音症でもこんなに堂々とできるものなのかと。
この言葉を聞いた後だと本当に周りが気にしてないように見えてきます。
吃音を気にしなければ、世界が変わって見えますよ。

なので、吃音症で悩んでいる方は少しずつでもいいので、
コミュニケーションや意識を変えてみましょう。

私も意識を変えている途中です。
一緒に歩んでいきましょう!

Domo

コメント

タイトルとURLをコピーしました