どうも!
Domoと申します!
人生で1度は経験するはずの就職活動。
ほとんどの企業では面接がありますよね。
普通の人でさえ、緊張して話したいことが言えなかったりする状況になったりしますよね。
加えて自分が吃音症だったら…?
ただでさえ高い壁があるのに、吃音というさらに高い壁がのしかかってくるんです。
吃音症の方が、必ずと言っていいほどぶつかるであろう就活での面接という高い壁。
今回は吃音症持ちの私はどうだったのか。吃音持ちでもしっかり面接できたのか。
そしてどうやって切り抜けたのかを実体験をもとに書いていこうと思います。
それではいってみよう!
自分の名前が言えない…?
まず、吃音症の就職活動。
これは本当にツラかったです…。。。
私の場合ですが、自分の名前が言えなかったことがあります…。
これマジですよ!?
私はバイトでの経験でどもりがかなり改善されたのですが、本当に出てほしくないところでどもりがでました。
行きたい会社を選び、エントリーシートを書き、1次試験を突破し、面接までこぎつけたのに
それでは自己紹介をどうぞ。
面接官のこの一言ですべてが終わりました。そう、自分の名前が言えなかったんです。
はい、「ど、どどどどddddDomo」です。
よろしくお願いします。
どもった結果、こうなりました。
面接は第1印象が8割とも言われていますよね?
こうなってしまうと面接官の印象はどうでしょう。
よろしくお願いします。
(こんなところで緊張してどもるようじゃダメだな。)
こうなることを想像しますよね?
そして実際不合格通知が来て、こう思います。
「ああ、やっぱり吃音症持ちは就職するの難しいのか…」
実際、問題その通りなんです。
新入社員は誰もがスキルを持っていません。
同じレベルで普通に喋れる人と吃音症持ち、どちらかを採用するとしたら?
そりゃあ、普通に喋れる人を選ぶでしょうねw
私だってそうします。
吃音持ちの人の面接は本当に普通の人の何倍にもハードモードになるんです。。。
吃音症持ちの私が面接で受かるために行った3つのこと。
私は面接の1社目で、上記の通りにどもってしまい、不合格となってしまいました。
もちろん、どもりがすべての原因ではないのでしょうが…。
どうしても思ってしまうのが「あの時どもっていなければ大丈夫だったのかなぁ」ということですね。
正直しばらく落ち込みましたね。
でも就活は時間が限られているので、待ってはいられません。
私は2社目の就活に臨むことにしました。
そして1社目の失敗を踏まえ、極力どもらないようにする努力をすることにしました。
そして無事、2社目で内定をいただくことができました。
では何をやったのか?
それを書いていこうと思います。
できる限り、自分の話しやすい言葉で話す。
これはすぐにできると思います。
通常、面接を受けるときには、この質問がきたらこう返すと対策をしていくと思います。
しかし、これがどもってしまう原因かもしれません。
本に書いてあることとかをそのまま覚えてしまうと、どもってしまう可能性は高くなるはずです。
そのため、私は要点だけ覚えておいて自分の話やすい言葉で簡潔に話すように心がけました。
喋る前に何か言葉を付け加えるか喋ることを意識
自分のことで話すとしても特定のワードが言えないことはあります。
私は、母音の「お行」が苦手なので、「御社(おんしゃ)」が言いにくかったです。
これは面接ではかなり使うワードですよね。
このワードが使えないんですよ。
本当にきついw
なので、「私が、御社を志望した理由は~」や「はい、私が思う御社の魅力は~」という言い回しに変えました。
「私が」や「はい」というワンクッションを置くようにしたんですね。
そのおかけで御社という言葉はスッと出てくるようになりました。
何か付け足すことで言えるようになるかもしれませんよ!
吃音症であることを打ち明けた
これは一概に正解とは言えませんが、私の中で、どもらずに面接を切り抜けることは不可能でした。
ですので、面接時に吃音症であることを打ち明けました。
そうすることで、どもってもいいやと気持ちに余裕ができて面接もスムーズに終わりました。
これは結果論ですが、後で面接官をしてくれた人事に話を聞けました。
そこでなんで吃音持ちだと分かってるのに採用したんですか?と聞くと
経歴とかじゃなくて、そういう人としての部分を見て採用したよ。
抱え込むより打ち明けてくれてよかったよ」
加えてこう言ってくれました。
「どもってしまうのは仕事やってく上で大きくマイナスにはならない」と。
もし奇跡的に全くどもらずに面接を切り抜けたとしましょう。
でも所属が営業になってしまったら?
吃音症持ちにとって相性が悪いところに図らずもなってしまうことがあります。
そうなった結果、結局ダメだーってなってやめることになるくらいなら、吃音とわかってても採用してくれるところに行こうじゃないですか。
私は少なくとも今の会社に入って吃音が原因で居心地がわるくなったことはないですし、後悔はしていません。
吃音持ちで面接で悩んでいる方へ
私は、たまたま2社目で合格しましたが、何社も面接に落ちる可能性はありました。
どうせなら、吃音症を武器にしましょう!
吃音症なので、こんなに頑張っている!ここまで話せるようになったんやぞ!と。
それで落とされるのなら入ったところで吃音持ちには都合が悪い職場だったに違いないと。
見る目がないと、そう割り切りましょう。
社会人としてやっていく中で、一番大事なのは人間関係です。
きっとあなたの内面を見てくれる会社はあるはずです。
そしてきっとそういう会社は人間関係もいいはず!
だから落ちまくってもあきらめないでください。
まだあなたを正当に評価してくれている会社に出会えていないだけです。
そういう気持ちの持ちようにしたら気持ちの切り替えが楽になるのでおススメです!
この記事を見た吃音持ちの人が1人でも成功しますように。
Domo
コメント
Domoさん
はじめまして^ ^
凡人ブロガーのくらです。
記事拝見しました。
吃音は当事者でなければ、なかなか理解して頂けないだけにもどかしいですよね。
わたしには二人の子供がおりますか、共に吃音です。でも私の職業柄、吃音についてある程度の理解があるため指摘する事なく元気に成長してくれてます。
最近では、若干症状が軽減した印象です。
私も多少吃る事があり、グレーゾーンかもしれません。
吃音者の就活の苦難が凄く伝わってきて、思わずコメさせて頂きました!
とても参考になりました。
これからも応援しています。
くらさん
はじめまして!
コメントありがとうございます!!
当ブログ、初めてのコメントでめちゃくちゃ嬉しいです!^^
吃音はまだまだ世間に認知されておらず、当事者しかわからないことが本当に多々ありますよね(-_-;)
吃音について理解されている職場であれば働きやすいですよね。
お子さんへの配慮もあるようで安心ですね!
共に吃音持ちとして、ブロガーとして頑張りましょう!
応援コメントもありがとうございました!
はじめまして(^ν^)
私は来週面接があるのですが
面接官の人になんと言ってカミングアウトしましたか?どんな風に伝えればいいか迷ってるので教えてください!
モリさん
はじめまして!
コメントありがとうございます。
私は最初の自己PRの場で吃音であることを打ち明けました。
最初の自己PRをしたところで普通に吃ってしまったので、思い切ってぶちまけましたね。
確か自己PRの最後に
「私の短所は吃音持ちなので、喋っている最中に吃ってしまうことですが、コンビニでのバイト経験や発声練習で改善する努力をして短所克服を頑張りました」
といった感じでした。
(当時の記憶が微妙に曖昧なのと、とっさに出たので一言一句そのままではありませんが。吃音の説明も少しした気がします。)
打ち明けたことで気持ちが少し楽になりその後は大きな吃りもなく、面接を終えることができました。
当然、マイナス面の事を喋るので私の場合がたまたま良いケースだったことは大いにありえます。
なので、改善に向けてこういう努力をしました!ということがあるとマイナスには捉えられないかもしれません!
(記事にも書きましたが幸い、私が受けた会社は人物重視の会社でしたので結果として良い影響を与えたみたいです)
お力になれるか分かりませんが、面接がうまくいくように応援しております!