こんにちは、Domoです!
皆様は吃音症のラッパー「達磨(だるま)」さん(@1025daruma00)をご存じでしょうか。
達磨さんは吃音症というハンデを持ちながら、なんと言葉を巧みに操るラッパーとして活躍している方なのです!
吃音症とは言葉がうまくしゃべれなくなる病気です。
言葉に詰まって喋れなくなったり、連発して喋ったりするんです。
吃音症ではない方には伝わらないかもしれませんが、本当に凄いことなんです。
私も吃音症を持っていますのでラッパーとして活躍しているのがどれだけ凄いか分かります。
喋ることができない吃音症を持ちながら、言葉で戦うラップという道を選ばれた達磨さん。
私は達磨さんのラップ動画を見て、勇気を、元気をもらいました。
吃音症持ちでもここまでやれるんだという希望にもなると思います。
ぜひ吃音症持ちの方は達磨さんを見て勇気をもらってほしい。
そして吃音症を知らない方でもそういう病気があるんだ
ということを知ってほしいです。
今回はラッパーの達磨さんについて私が思うことを書いていこうと思います。
達磨さんを知ったきっかけ。
私がラッパーの達磨さんを知ったのは、同じラッパーであるKEN THE 390さんのラジオを通じてでした。
そのラジオ内で高校生ラップ選手権について語っているときに、吃音症持ちのラッパー達磨さんが凄いという話をしていました。
ちなみに私はフリースタイルダンジョンを見始めてラップに大ハマりした口です。
故に吃音の自分は言葉出ても喋れないなぁ。と思ってました。
でも吃音でラップという舞台で戦っている人がいるということに感銘を受けたのを覚えています
まだまだ世間に認知はされていない吃音症。
それを武器にして戦っている。
考えられますか?
普段の会話でもうまく言葉が出てこないのに、それでも言葉で戦うフィールドを選んだ達磨さん
これはとてもすごいことなのです。
ラッパー「達磨」さんについて。
達磨さんは「第13回高校生RAP選手権」にて厳しい予選を勝ち抜きながらも本線出場を果たしました。
そんな彼はラッパーでありながら小学校低学年の頃から、吃音症(きつおんしょう)に悩まされていたそうです。
人と違うハンデを抱えながらもラッパーとして活躍している凄い方です。
達磨くんは自分の本名「カベヤヒロタカ」と言おうとしても、「か行」の言葉が詰まりやすく、「自分」や「俺」と言い換えている。好きな言葉を自由に発することができずに、今も苦しんでいる。しかし不思議なことに、リズムに乗りながら即興的に自分の好きな言葉を紡ぐ「ラップ」をしているときは、“詰まり”が少ないことに気づいた。以降、自信を持って練習に取り組むようになった。
普段は内向的な性格の彼にとって、ラップは自分の想いを包み隠さずに発信することのできる表現手段なのだ。
※https://news.yahoo.co.jp/byline/otashingo/20180417-00084097/
より引用。
達磨さんは吃音に悩まされながらも、ラップが自信に変わったんですね。
以前私も書いたのですが、カラオケなどで歌う際は吃(ども)らないんですよね。
達磨さんの場合、それがラップだったのだと思いますが、音楽とはいえラップバトルは言葉の戦い。
言葉の戦いというフィールドで戦う達磨さんは、吃音症を持っている方の希望になるのと思っています。
自分も喋れるんだと吃音は恥ずかしいことではないんだと勇気を与えてくれる方だと私は思います。
勇気をもらえた達磨さんの音楽
まずはこの映像を見てください。
これを見て、あなたはどう感じましたか?
私は心から感動しました。
吃音症の私は気持ちが痛いほどわかります。
特にこのフレーズが刺さりました。
「俺は普通に友達と話したいだけ、好きな食べ物を注文したいだけ」
言葉が出ない。
ただこれだけのことで、普通のことができなくなるんです。
吃音症とはこんな普通のことができない病気なんです。
そしてその後のフレーズ
「吃った俺を笑ったコンビニの店員」
そう、吃音症はまだまだ認知されていない病気
吃音をバカにする人もまだまだいるんです。
そういった人を見返すために達磨さんは戦っています。
将来、達磨さんがもっと有名になったとき、吃音症はいろんな人に認知されるはずです。
吃音症をお持ちの方、決して吃音症をハンデと思わないでください。
達磨さんのように吃音は武器になるんです。
バカにされたなら克服し見返してやりましょう。
達磨さんは吃音症持ちの希望となるはずです。
達磨さんのCDは?
2019年11月現在、達磨さんのCDは発売されていませんがYouTubeに曲がUPされています。
上記の映像でも歌っている「音文」です。
本当にいい曲なので、ぜひ聞いてみてください!
また、達磨さんはドラマ・映画「ブラック校則」の中で吃音症の東詩音役を演じています。
吃音症でありながら吃音症役を演じているのです。
その「ブラック校則」のなかで達磨さんがラップするシーンがあります。
ブラック校則のサウンドトラックは発売されていますので、そちらであればCDが出ています。
※「シーン85~103」という曲です。
興味がある方は視聴もできますので、ぜひ聞いてみてください。
最後に
達磨さんは最近映画に出演するなど、活動の幅をどんどん広げています。
ラッパーとしてもどんどん成長しているのは本当に凄いことです。
吃音症を持っている1人として本当に尊敬しますし、活躍している達磨さんはかっこいいです。
私はこれからも達磨さんを応援します。
私も当ブログやTwitterを通じて、吃音を持つ1人として他の方に元気や勇気を与えられるように頑張ります!
↓達磨さんのTwitterはこちら↓
https://twitter.com/1025daruma00
こちらの動画もあわせてどうぞ。
それではまた!
Domo
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