どうも、Domo(ドモ)です。
吃音を抱えているけれど、面接の場で伝えるべきなのか…と悩んでいる方は多いと思います。
私も子供のころから中度程度の吃音を抱えており、軽度まで回復したものの現在も吃音と付き合っています。
そんな私がかなり苦労したのが就職活動における面接です。
特に面接中に吃音であることを伝えるかどうかを悩んでいる方は凄く多いと思います。
そこで今回は私個人の経験ですが、面接で吃音を伝えるべきかどうか、どうやって乗り切るのかを私なりに書いてみようと思います。
それでは早速いってみよう!
※あくまで個人的意見であり、正解ではありませんのでご了承ください。
吃音は面接で伝えるべきなのか?
早速ですが、本題に入りたいと思います。
吃音であることを面接で伝えるべきなのかということですが、私の意見としては「伝えるべき」であると思っています。
実際、私も面接の場で短所や不安要素などを聞かれた際は必ず「吃音であること」を伝えるようにしています。
というのも吃音であることを隠したとしても面接のどこかでどもってしまうことはあると思います。
もし吃音であることを知らなかった面接官はどう思うでしょうか?
おそらく「ああ、緊張してるんだな」とか「上がり症なのかな?」と思うはずです。
意外と吃音症というのは浸透していないんです。
どもってしまう病気ですと言ってやっと理解してもらえることもザラです。
吃音にも軽度~重度まであると思いますし、もしアナタが面接時に全く吃らないタイプでしたら言わなくても大丈夫だと思います。
ですが、数回吃ってしまうようでしたら言わないメリットは無いと思います。
どうやって切り出すのか?
面接の場では必ず「自己紹介・自己PR」もしくは「長所・短所」があると思います。
その際に私は吃音について触れるようにしています。
「私は吃音持ちなので、喋っている最中に吃ってしまうことですが、コンビニでのバイト経験や発声練習で改善する努力をして短所克服を頑張りました。」
みたいな感じで毎回切り出しています。
重要なのは「努力をしています」と付け足すことですね。
吃音だから喋ることを諦めています。ではなくどんなトレーニングをしていますとか努力の証を付け足すと印象はガラッと変わるはずです。
実際の面接官に話を聞いてみました。
私は縁があって吃音であることを打ち明けた会社に就職することができました。
しばらくして当時私を面接してくれた方に話を聞くことができました。
そこで「なぜ吃音である私を採用してくれたんですか?」と単刀直入に聞いてみると
経歴とかじゃなくて、そういう人としての部分を見て採用したよ。
抱え込むより打ち明けてくれてよかったよ」
と答えてくれました。
もちろん、ネガティブな印象で捉える方も多いと思いますが、中にはこういうポジティブに捉えてくれる意見もあります。
ですが、吃音であることを隠して入社して苦労するより最初から吃音であることを公表し、自分に見合った職場・環境で働く方がいいと思います。
もしかしたら営業に回そうとしていたところを変更になる可能性もありますしね。
恐らく気持ち的にも隠し続けるよりは楽になるはずです。
そういう観点からも私は吃音であることを打ち明けた方がいいと思っています。
最後に
吃音であることを隠せば隠すほど自分が苦労し、大変になります。
ケースバイケースではありますが、打ち明けた方がきっと明るい未来に繋がると思います。
私みたいに吃音であることを打ち明け、それをポジティブに捉えて採用していただける会社もあるはずです。
経験上ですが、吃音であることを打ち明けてデメリットに感じたことの方が少ないですね。
打ち明けなければ「何でコイツ緊張してんの?」と思われることばかりだと思います。
そういう意味でも吃音であることは打ち明けた方が気楽でいいですねw
とはいえ吃音を打ち明ける打ち明けないというのは個人の自由ですので、自分が打ち明けたくないと思えば打ち明けなくても全然大丈夫です。
私の場合は吃音であることは打ち明かしたくないけど、でもどうせバレるなら打ち明けてしまえ!といった感じですね。
これも1つの意見として参考にして頂ければと思います。
この記事が少しでも吃音で悩んでいる方の助けになれば幸いです。
それでは、また。
Domo(ドモ)
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