いまや世界中で猛威を振るっているコロナウイルスですが、その影響で日本も緊急事態宣言が発令されました。
その影響で多くの施設が休止致しました。
その中にもちろんパチンコ店も含まれていますが、休業要請を聞かずに営業している店もあり、ニュースで話題になっていました。
大阪府や愛知県は休業に応じない店の公表を行いましたが、それも意味はなく連日多くの人が開店と同時に並ぶ事態です。
これはもちろんパチンコ・ギャンブル依存症であることが原因であると私は思います。
私は元パチンコ依存症ですので、このような状況でもパチンコ屋に行ってしまう人の気持ちは大変分かります。
なぜこのような事態でもパチンコ屋に行ってしまうのか?
元依存症の目から語ってみたいと思います。
ギャンブル依存症の恐ろしさについて
緊急事態宣言が発令されてから1ヵ月ほどたつ、4/29のニュースでもパチンコ店が取り上げられていました。
このニュースを見るとわざわざ県をまたいでパチンコを打ちに来る人が多数います。
また衝撃だったのはこの女性のインタビュー
「私はコロナにかかっても良いと思っている。リスクは負けることくらい」
現在もコロナで多くの死者が出ています。
もちろん、自身が感染し、家族や友人に移す可能性もパチンコ屋に行けば行くだけ増えます。
この女性に関わらず、この時期にパチンコ店へ行く方は
パチンコに行きたい欲>>>>>>命
なんでしょうね。
パチンコ依存症の人はパチンコを打っていればその間だけは快楽が満たされます。
無意識にパチンコ店へ行ってしまう方もいると思います。
少し例えがおかしいかもしれませんが、麻薬中毒者の方が隣の県に行けば麻薬が買えると分かったらもちろん行きますよね?
罰則云々は抜きにすれば、それと原理は同じだと思います。
自粛期間が始まってから、心の中にパチンコに行きたい欲はずっとあるんです。
そこに他県まで行きさえすればパチンコが打てる。欲が満たされる。という情報が入ればどうでしょう?
その間は後のことは何もかも忘れてパチンコに行ってしまうはずです。
私もパチンコ依存症だったころは後先考えず、まずはパチンコを打っていました。
後になって使ってはいけないお金を使ってしまったり、時間が足りなくなってしまい、どうしようかと考えてしまっていました。
この方たちも恐らく同じで、一時的な欲求を満たしたいがために後の事は考えていないと思います。
後でコロナになった後できっと後悔するはずです。
そうなっては遅いのですが、その欲求に負けてしまうのが依存症です。
そうなる前にいち早く抜け出すことが大事なのです。
最後に
今回の1件でギャンブル依存症の異常度が改めて浮き彫りになったと思います。
分かってても辞められない、大阪で休業要請に応じなかったパチンコ屋を公表した翌日に200人以上の人が並んでいたニュースも流れました。
それでもパチンコに行ってしまう方、パチンコは命の危険を冒してまでやるものではないことを再認識してください。
パチンコ台に1度座れば平気で4~5時間居座ることもあります。
もし隣の人がコロナウイルスにかかっていたら?
周りにコロナウイルスを持っている人がいたら?
あなたの1回の行動であなた自身、そして周りの人物の命が危険にさらされてしまうかもしれません。
この状況でパチンコ店に行っていること自体がすでに異常なんです。
依存症であることを認識し、改善できるように努力しましょう。
できることからコツコツと!
せめて緊急事態宣言中はパチンコ店に行かず、アプリなどで我慢しこの危機を乗り越えましょう。
それではまた。
Domo
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